我流 ヅカ分析

宝塚歌劇のニュースについて我流で分析します。

99期 帆純まひろさん

前の記事の続き。あくまでも私の憶測です。お気を悪くなさらないでください。(私はタカラヅカを愛していますが、少なからず劇団には下記のようなブラックな部分があると思っています。)


帆純さんは成績が下位にも関わらず、99期男役で一番最初に新人公演で大抜擢されました。それは、新源氏物語の六条の御息所と柏木。
私は、劇団は帆純さんを潰そうと思って帆純さんにこの役をやらせたのだと思います。
なぜ潰す必要があったのか。聖乃さん一人っ子政策のためです。ですが、一期上の帆純さんには最強の武器がありました。それは、顔。帆純さんのお顔は、美しく、それでいて男前、さらにはヅカメイクがとても生える。男役として最適すぎます。ヅカファン受けもヅカファン以外からの受けも抜群。好き嫌いも少ない。聖乃さんももちろん美しいですが、先に帆純さんの容姿が目立ってしまった。だから、研3男役にはすべてが難しすぎる六条御息所と柏木をあてがった。普通の路線にしては危なすぎる橋ですからね。普通はそんな橋わたらせませんよ。これで帆純さんを 抜擢してみたけどイマイチだったから上げない ようにしたかったんじゃないでしょうか。


ところが予想に反することが起こってしまいました。観られた方はわかりますよね。
帆純さん、うますぎました。うまいというか、まさに逸材、大物。悪い言葉で言うと、帆純さんを潰すという劇団の目論見は失敗したのです。


この後、帆純さんは新人公演で全くといっていいほど役が昇格しませんでした。
それしか帆純さんを出さない方法はありませんから。それが重なり、重なり。ついにメサイアの新人公演の主演も聖乃さんで、99期かわいそういう声が大きくなりました。そのメサイアの新人公演で帆純さんは、悪役&難役の松倉勝家で大成功しました。本公演の長一郎も好演し、人気実力ともに向上。こういう場合さらに、99期に主演をという声が大きくなります。実際なりました。またそれに加えて、99期男役の相次ぐ退団で99期の不遇がさらに目立ちました。また蘭陵王では、別箱三番手格の逍遥君を好演。専科の凪七さん主演ということもあって花組ファン以外にも注目されました。


つまり、もう観客を完全に味方につけてしまったんです。帆純さんに新人公演主演をさせないといけない そういう状況になってしまった。まあ言えば、水美舞斗さんの新人公演主演の時のような状況ってことです。


そして、カサノバという新人公演にしては難しすぎる役を、帆純さんはこれまた完成度高く演じました。お歌はまだまだですが、丁寧に音程をとり、心をこめて歌う様子は好印象でしたし、最後の挨拶もなんとも母性本能をくすぐるような。さらに観客を味方につけたという。


99期をこれ以上不遇にできないと劇団が考えているならば、
①99期男役は帆純さん一本(どこまで上げるかは別)
②最後の新人公演で99期に主演をあたえる


劇団の選択はこの二つですが、帆純さんの成功と宙組のオーシャンズ11の新人公演の配役的には①の可能性が高いでしょう。


もっともっと深く分析もしていたのですが、まだお若いスターさんですのでこれくらいで。これからの出世が気になります。
贔屓がいなくとも、ここまで不遇期があると応援したくなります(笑)
99期にはめげずに頑張ってほしいです。